カードローンの影響 信用情報の傷、事故情報とは?

カードローンを利用していると、他のローンに何か影響することがあるのでしょうか。

結論から言うと、答えはイエスです。

ただし、いきなり巷で言われているような

・信用情報に傷がつく
・住宅ローン、カードローンが組めなくなる
・他のところで借りられなくなる

などの最悪の状況になるわけではありません。
では、どんなところに影響があるのか、詳しく見て行きましょう。

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まずは知っておきたい「信用情報」

よく「信用情報に傷がつく」「事故情報に載ってしまう」などと言いますが、これらは実際に起こりえることです。

こうなってしまうと、カードローンが他のローンに影響を与えてしまうことがあるのですが、そもそも信用情報とは何なのでしょうか。

信用情報は信用取引の利用履歴

消費者金融でお金を借りたり、クレジットカードで買い物をしたり、エステをローンを組んで利用するなど、現金を使わずに買い物やサービスを利用することを「信用取引」といいます。
この信用取引の利用状況、返済状況、滞納などを記録しているのが「信用情報」なのです。

信用情報に記録されている内容とは?

信用情報記録されているものの一例です。

◆申込情報
クレジット、ローンの新規申込みにおける支払能力の調査のため、加盟会員が照会した事実を表す情報
(照会日より6ヶ月間保有)
■本人を識別するための情報
氏名、生年月日、郵便番号、電話番号等
■申込み内容に関する情報
照会日、商品名、契約予定額、支払予定回数、照会会社名等
◆クレジット情報
加盟会員と締結した契約の内容や支払状況を表す情報
(契約期間中および契約終了後5年以内保有)
■本人を識別するための情報
氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、勤務先名、勤務先電話番号、公的資料番号等
■契約内容に関する情報
契約日、契約の種類、商品名、支払回数、契約額(極度額)、契約終了予定日、登録会社名等
■支払状況に関する情報
報告日、残債額、請求額、入金額、入金履歴、異動(延滞・保証履行・破産)の有無、異動発生日、延滞解消日、終了状況等
■割賦販売法対象商品の支払状況に関する情報
割賦残債額、年間請求予定額、遅延有無等
■貸金業法対象商品の支払状況に関する情報
確定日、貸付日、出金額、残高、遅延の有無等
◆利用記録
クレジットやローンの利用途上における支払能力を調査するなどのため、加盟会員が照会した事実を表す記録
(利用日より6ヶ月間保有)
■本人を識別するための情報
氏名、生年月日、郵便番号、電話番号等
■利用した事実に関する情報
利用日、利用目的、利用会社名等

指定信用情報機関のCIC「CICが保有する信用情報」より引用させていただきました。

個人が特定できる情報、クレジットカードの利用状況、支払い状況などが事細かく記録されていることがわかりますね。

信用情報はどこが管理してるの?

上記の表はCICからの引用となりますが、日本には指定信用情報機関が3つあり、記載内容や情報の保有期間はそれぞれ異なります。

・CIC(株式会社シー・アイ・シー CREDIT INFORMATION CENTER)
・日本信用情報機構(JICC)
・全国銀行個人信用情報センター(JBA)

消費者金融など、日本国内の金融機関はいずれかの信用情報機関に加盟しているということになります。

ちなみにプロミスはCIC、アコムはCICとJICCに加盟しています。

信用情報は共有されている

全ての情報が共有されているわけではありませんが、一部情報は3つの信用情報機関で共有されています。

そのため、金融機関は自社で加盟していない信用情報機関が持っている信用情報も知ることができるのです。

例えば、あなたがCICに加盟している消費者金融A社の支払いを滞納してしまったとします。この記録はCICに保有されます。

別の機会にJICCに加盟しているB銀行でローンの申し込みをしたときにA社の滞納は必ずバレます。

それは信用情報が共有されているからなのです。

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本題!カードローンが影響を与えるケースとは?

ここまでで、信用情報に良くないことが載ってしまうと何かしらの影響があるということが想像できますよね。

「信用情報に傷がつく」「事故情報に載ってしまう」ということは、信用情報に良くないことが載ってしまうことと同じ意味になります。
「ブラックリスト」も同じ意味を指す表現です。

カードローンを利用すること自体がブラックなわけではないですし、全てに悪影響を及ぼすこともないのですが、利用方法によって信用情報に傷がついてしまうと将来に大きく影響してくる可能性もあります。

では、どのようなことをすると信用情報に傷がついてしまうのでしょうか。
主な例をご紹介します。

支払いが滞る。未払い

すごく分かりやすい例だと思いますが、クレジットカードの支払い滞納、カードローンの未払い、スマホの分割料金の未払いなどの「支払いの滞り」はしっかりと信用情報に記録が残ります。

金融機関等からの強制的な解約

再三の警告にも関わず未払いが長期にわたったなど、契約業者から強制的に取引の解約をされた場合も記録が残ります。

一部、強制解約を信用情報に載せない信用情報機関もありますが、複数の信用情報機関に問い合わせればわかってしまいます。

債務整理

債務整理自体は借金を減らしたり、支払いに余裕を持たせることができる合法的な手続きですが、実施した記録は事故情報として残ります。

借金の値引きや金利を相談する「任意整理」と「自己破産」では記録が残る期間が異なり、任意整理は最長5年、自己破産は5年~10年となっています。

代位弁済

代位弁済は、借金の返済が滞ったときに保証会社が借主の代わって返済を行うことを言います。

なお代位弁済は実行されたからといって支払い義務がなくなるわけではなく、借金を肩代わりしてくれた保証会社へ返済する必要があります。

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消費者金融の利用で信用情報に傷がつく?

信用情報に傷がつくということは、なんらかの原因があって信用情報に事故情報が載ってしまうことを指すので、消費者金融に申し込んだり利用するだけで傷がつくことはありません。

ただし、消費者金融に申し込んだ履歴そのものは記録が残ります。

仮に1日で複数の金融機関にカードローンを申し込んだとしたら、かなりお金に困っている人をいう印象を与え、心証が悪くなり審査に影響することは考えられます。

信用情報に傷があると具体的にどんな影響があるの?

事故情報が記録されていることでどんな影響があるのか、具体例を見ていきましょう。

・カードローンの審査に落ちる
・クレジットカードの審査に落ちる
・住宅ローン、自動車ローン、教育ローンの審査に落ちる
・スマホの分割払いができなくなる
・現在利用しているクレジットカード、カードローンなどの限度額が下げられる、強制的に利用ができなくなる
など

カードローンの審査に落ちたりスマホの分割払いができなくなることも困りますが、住宅ローンなど大きなローンが組めなくなるのは本当に大変なことです。

このあたりが「事故情報が載ると将来困ることになる」と言われている理由ですね。

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事故情報が不安。確認する方法はあるの?

カードローンを利用することそのものが信用情報の傷になるわけではありませんが、自分の信用情報がどうなっているのかは気になるところなのではないでしょうか。

信用情報は開示請求をすることにより自分で確認をすることができます。
また万が一、信用情報に誤りがある場合は調査を行ってもらうことも可能です。

費用は500円~1,000円。
開示報告書は郵送が主な確認方法になりますが、CICの「インターネット開示」ならネットで確認可能なのでその場で閲覧することができます。

気を付けて!事故情報は第三者には消せない!

「費用はかかりますがウチなら事故情報を消すことができる」
「提携している信用情報機関の事故情報を消去できます。手数料は〇〇円です」
のような信用情報を消す代わりに手数料を要求する詐欺もあります。

信用情報を信用情報機関以外の業者が消すことはありえないですし、信用情報機関が金銭を要求することも絶対にありません
こういう話を持ちかけられたら100%詐欺だと思ってください。

カードローンによる影響のまとめ

カードローンによる影響を見てきましたが、最後にもう1度、カードローンが悪影響を及ぼすケースを確認しましょう。

●住宅ローン、マイカーローンなどの高額かつ長期的なローンはかなり厳しい
住宅ローンなどの高額で長期にわたることが確実なローンは、それだけ審査も厳しくなっているので、信用情報に傷がなくてもカードローンを利用しているというだけで審査すらしてもらえないこともあります。

また、たとえカードローンを完済していたとしても過去の信用情報に傷があると審査の目は厳しくなります。信用情報には保有期間があるので、完済と同時に事故情報が消えるわけではないのです。

●クレジットカードの新規申し込み
カードローンはクレジットカードの新規申し込みにも影響することがあります。
現在利用中のカードローン限度額と新たに申し込むクレカのキャッシング枠を合わせた金額が総量規制の枠を超えると危険です。

年収の3分の1を超えるクレカの発行不可となる可能性があるので、不安がある場合はキャッシング枠を0円で申請するようにしましょう。

●新規カードローンの申し込み
すでに他社からの借入がある場合は、新たなカードローンの審査に通らなかったり限度額が極端に低くなってしまうこともあります。

また、総量規制により消費者金融で年収の3分の1を超えるキャッシングはできません。

逆に、完済していればそこまで強い影響がなかったり、担当者の裁量が大きい審査もあります。

本当にお金に困っているときにカードローンは便利ですが、消費者金融のような金利が高い貸金サービスを利用せざるをえないという状況をクレジットカード会社や銀行から見ると、「相当お金に困っている人」と思われても仕方がないことです。

ぶっちゃけ貸金業者としては、返済可能かどうかわからない人には貸したくないと思うでしょう。

住宅ローン、マイカーローンは、今は必要なくても数年後には必要になっているかもしれません。キャッシングを利用するなら、そういったリスクがあることは常に頭にいれておきたいですね。

できるだけ悪影響を受けないために、信用取引の滞納は絶対にしない、カードローンを完済したら解約をする、くらいの気持ちで利用しましょう。

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