住宅ローン審査の日数・期間の目安

住宅ローン契約をするためには、金融機関所定の審査を受けます。事前審査と本審査に通過できてはじめて契約できる流れです。

審査結果をドキドキしながら待っているのに返事がなかなかもらえないと、不安な気持ちになるのは当然のこと。これから住宅ローンの申込を控えている人のため、審査にかかる日数・期間の目安を紹介します。

スポンサードリンク

 


住宅ローンの事前審査にかかる日数・期間の目安

住宅ローンの申し込みを行って最初の関門といったら事前審査。ここをクリアしないことには、本審査に進めません。事前審査の主な目的は、提出している書類や申告している収入や職業・年齢などの情報から融資可否を判断すること。最低限の情報だけを申告させて、信用力や返済能力をチェックするのが通常です。

一般的な期間の目安は数日から1週間くらい

申込から返事がもらえるまでの平均的な期間は、数日から1週間くらいです。住宅ローンの申込が増える時期だと、もう少し時間がかかることもあります。一般的には、1~3月あたりが住宅ローンのオンシーズン。

新生活を始める際にマイホーム購入を考える人が増えることから、窓口が混み合います。マイナス金利が導入された直後のように、たくさんの人が「今がチャンス」と感じるタイミングも、住宅ローンの申込が増える傾向にあるようです。なるべく早く審査の返事がほしいなら、オンシーズンを外して物件探しを進めるのも一案でしょう。

審査結果の連絡がなかなか来ないときには?

住宅ローン審査には、複数の担当者が関わります。関係者のうち誰かが作業を止めてしまうと、なかなか返事がもらえません。

金融機関の担当者も人間なので、気長に待ってくれそうなお客さん・心配性で頻繁に連絡が入るお客さんから同時に申込があった際には、後者を優先することもあります。

あまりにも時間がかかって不安だったら、担当者に連絡しましょう。ダイレクトに質問するのは催促しているようで気後れする人は、「不足している書類はありませんか?」など、当たり障りがない聞き方をするだけでも大丈夫です。自然な会話の中で返事がいつになるかの目安を教えてもらえば、不安な気持ちが和らぎます。

事前審査の返事を早くもらうコツ

事前審査の返事を少しでも早くもらうには、金融機関の審査で見られやすい項目を把握して、対策をとることです。

金融機関にとって「貸したいお客さま」になれば、スムーズに審査が進みます。事前審査で見られやすい項目ですが、国土交通省が発行している「平成28年度 民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」が参考になります。8割以上の金融機関が重視している項目として、以下9つがあげられます。

完済時年齢・健康状態・借入時年齢・担保評価・勤続年数・年収・連帯保証・金融機関の営業エリア・返済負担率

参考:http://www.mlit.go.jp/common/001174891.pdf

すべての項目に対する対策はできなくても、可能な範囲で「貸したい人」になることが事前審査でよい返事をもらうためのポイント。たとえば、こんな対策を考えてみましょう。

完済時年齢:
完済時年齢は「80歳未満」とされることが多いものの、若いうちに払い終える計画が好まれます。少なくとも、定年退職年齢までに返済を終える計画が理想です。

健康状態:
団信加入を義務づけている金融機関では、健康状態が重要なチェックポイント。ここ数年で大きな病気をした・手術を受けて復職したばかりなど特定の事情があれば、事前の相談がおすすめです。フラット35のように団信加入が任意の住宅ローンでは、良心的な対応も期待されます。

借入時年齢:
一般的には、若いうちに住宅ローンに申し込みをした方が有利。ただし、若すぎても金融機関の不安をあおることがあるため注意しましょう。20代で申し込む人は、勤続年数や年収との兼ね合いを考えておく必要があります。何年か同じ会社で働いて実績を積み、年収も上がったときに申し込んだ方が有利かもしれません。

担保評価:
担保評価に対して借入希望額が多すぎると、審査が長引く原因です。両親からの贈与も視野に入れつつ、頭金を増やせないかを考えてみましょう。担保評価に見合った希望額にすることが早く返事をもらうためのポイント。担保評価をきちんと見てもらうため、なるべくたくさんの資料を出すことも大切です。

年収:
夫婦どちらかの年収だけでは審査に不安を感じる人は、ペアローンを検討しましょう。夫婦で協力して審査を受けることにより、通過率が高まります。単独契約にこだわるなら、返済期間を長めにとって、年収に見合った返済プランを建てることも審査にプラス。金融機関の担当者にも話しを聞いて、実情をふまえた申込方法を見極めます。

金融機関の営業エリア:
地方銀行など地域特化型の営業を行っている金融機関に申し込む場合は、担当者との関係性が大切です。普段からお世話になっている金融機関に申し込むと、審査がスムーズに進む可能性も考えられます。営業エリア外から申込をしてもよい返事はもらえません。条件を事前に確認のうえ、適切な金融機関を選択しましょう。

スポンサードリンク

 

住宅ローンの本審査にかかる日数・期間の目安

仮審査を終えて次に待っているのは本審査。本審査には、2~3週間くらいかかることがざらにあります。金融機関・保証会社とダブルのチェックが入る分だけ審査期間が長引きやすく、シビアな目でチェックされることが理由です。

保証会社とは、契約者が返済できなくなったときに肩代わりしてくれる会社のこと。肩代わりするといっても借金が帳消しになるわけではなく、金融機関から貸し手の立場を引き継いで、契約者に請求が来ます。

保証会社としては、できることなら肩代わりが起こらない相手と付き合いたいと考えるのが当然です。住宅ローン申込者の信用力をチェックすることで自分たちのリスクヘッジを行うため、厳しい審査を行います。

追加書類の提出は速やかに対応しよう

本審査の返事がなかなか来ないと思っていた矢先、追加資料の提出をお願いされることがあります。これは、何とか審査でよい返事をしようと担当者ががんばってくれている証拠です。担当者の誠意に対して、申込者が尻込みしてはチャンスを逃すことになりかねません。できるだけ早く書類を準備、提出しましょう。

連絡が来たときに担当者と話しができれば、進捗度合いを聞いてみるのも一案です。はっきりとした答えがもらえなくても、どのくらい可能性があるかというヒントを教えてくれることがあります。

ここで「どうも、本審査通過は厳しい気がする」と感じたら、次の申し込み候補を考えておくと安心でしょう。同時進行で複数行に申し込むのもめずらしいことではありません。実際に融資が行われる前なら、途中で申し込みをキャンセルしても大丈夫です。気持ちをさっと切り替えて、前向きな準備をおすすめします。

そもそも、本審査で落ちることはある?

事前審査に通過できても、本審査でNGになるケースはあります。どんな金融機関でも本審査で落ちるリスクはありますが、事前審査が簡単な金融機関ほどリスクが高いかもしれません。本審査ではじめて提出した資料から、金融機関の懸念材料が見つかることがあるためです。

そう考えると、事前審査の返事があまりにも早いのも考えもの。本審査でどんでん返しになるリスクが伴うことを頭に入れておきましょう。

住宅ローンの本審査で落ちる理由は?

金融機関に審査落ちの理由を聞いても、教えてもらえないのが通常です。考えられる理由として、いくつかのパターンを見ておきましょう。

まず、事前審査から本審査までの期間が長くて、新しい借金を増やしてしまった場合です。

新しいカードローンの契約をした・クレジットカードでキャッシングを行ったなど、日常的なちょっとした借入でも、返済負担率に影響が出るケースはあります。

住宅ローンの審査期間は新しい借入を極力避けて、信用力を維持しましょう。その他に、対象物件をよく調査した結果、評価額が低かったケースが考えられます。購入する物件が住宅ローンの担保になるため、評価額は重要です。事前審査で多くの書類を提出しなかった人は、よりリスクが高くなります。

スポンサードリンク

 

【金融機関別】住宅ローン審査にかかる日数・期間

住宅ローンの審査にかかる期間や日数が金融機関のホームページに書いてあれば、大まかな目安が分かります。

住宅ローンの扱いが多い金融機関のホームページを調べて、日数や期間の記載がどのようになっているかをまとめました。審査スピードが早い金融機関を希望する人の検討資料にも活用ください。

じぶん銀行の住宅ローン審査期間

事前審査:最短即日~数日
本審査:数日
参考URL: https://help.jibunbank.co.jp/faq_detail.html?id=1056

じぶん銀行の住宅ローンは、事前審査の申込から本審査、契約までをオンラインで行えます。金融機関の窓口に行く手間もなく、審査スピードが早い住宅ローンをお探しの人にぴったりです。

落とし穴があるとしたら、じぶん銀行からしか返済ができず、口座開設手続きが必要なところ。「口座開設には約2週間必要」という記載があり、借入日の3~4週間前を目安に申し込むと安心でしょう。

楽天銀行(金利選択型) の住宅ローン審査期間

事前審査:2~10営業日
本審査:最短で3〜4日間程度
参考URL:https://www.rakuten-bank.co.jp/home-loan/flow/purchase.html

楽天銀行の住宅ローンは、他の金融機関の口座も返済口座に指定できます。楽天銀行を指定したい人は、本審査のタイミングでの口座開設がおすすめ。手続きにかかる期間は、1~2週間程度とされています。

楽天銀行ではフラット35の扱いもありますが、こちらはもう少し日数が必要。申込から契約までにかかる期間は、最短35日程度です。

ソニー銀行の住宅ローン審査期間

事前審査:最短60分
本審査:7~10日程度
参考URL:https://moneykit.net/visitor/hl/hl06.html

ソニー銀行は、事前審査のスピード対応で定評があります。最短60分と業界トップクラスの対応力で、スピード審査を重視する人におすすめです。

事前審査の注意点ですが、申込内容を確認するために勤務先や自宅へ電話が入ることもあるとのこと。本人と会話ができない場合は審査が保留となるようなので、急ぎの人はご注意ください。

住信SBIネット銀行(ネット専用住宅ローン)の審査期間

事前審査:数時間〜数日
本審査:通常1週間〜10日程度
参考URL: https://help.netbk.co.jp/faq_detail.html?id=1423

住信SBIネット銀行では、三井住友信託銀行のネット専用住宅ローン・対面相談のMR.住宅ローンREAL・フラット35と3種類の商品を扱っています。オンラインで申込ができるネット専用住宅ローンは、比較的対応がスピーディー。契約手続きもオンラインで行えるため、印紙代がかかりません。なお、返済用口座は他の金融機関指定不可。仮審査の申込段階で口座開設手続きが必要です。

新生銀行の住宅ローン審査期間

事前審査:なし
本審査:7営業日程度
参考URL:http://www.shinseibank.com/powerflex/housing/select.html

新生銀行の住宅ローンには、事前審査がありません。必要書類を提出してから7営業日で本審査結果が届き、1回だけのやり取りで完了します。

事前審査がない分だけ手続きが早く進むようにも感じますが、「申込から融資実行までには1ヶ月半以上かかることもある」と書かれていました。他の金融機関と比較したとき、「突出して審査が早い」というわけではないようです。

イオン銀行の住宅ローン審査期間

事前審査:通常3日〜7日
本審査:1~2週間程度
参考URL:https://faq.aeonbank.co.jp/faq_detail.html?id=3275&category=&page=1

イオン銀行の事前期間は、平均的な水準です。公式ホームページ内に「申込書提出から借入までは1ヶ月〜1ヶ月半」という記述もあるため、余裕を持って進めましょう。

オンラインでの手続きもできますが、最寄りの店舗を活用するとよりスムーズに進むとのこと。店舗窓口は土日も開いているので、平日は忙しい人でも大丈夫です。

スポンサードリンク

PAGETOP