プロミスとSMBCモビット比較 借りるのにお勧めは?
本記事では、プロミスとSMBCモビットのカードローンを即日融資、審査スピード、金利、限度額、手数料、ATMの使いやすさ、WEB完結など、あらゆる面で比較して本当にお得なのはどちらかを検証しています。借り入れに大きな違いはあるのでしょうか?
プロミスとSMBCモビットカードローンの基本情報
プロミスとSMBCモビットのカードローンの商品情報を比較してみましょう。
プロミスカードローン基本情報
・限度額:最大500万円
・審査にかかる時間:最短30分
・貸付対象者:ご本人に安定した収入のある方
・返済方式:残高スライド元利定額返済方式
●プロミスのポイント
・即日融資可能
・30日間無利息サービスの使い勝手が良い!
・上限金利がSMBCモビットより低い
・24時間365日振込10秒「瞬フリ」
・スマホアプリ+セブン銀行ATMならカード不要で入出金可能!
SMBCモビット
・限度額:最大800万円
・審査にかかる時間:最短30分(申込の曜日、時間帯によって翌日以降の取扱になる場合あり)
・貸付対象者:安定した収入のあるSMBCモビットの基準を満たす人。アルバイト、パート、自営業も利用可能。
・返済方式:借入後残高スライド元利定額返済方式
●SMBCモビットのポイント
・即日融資可能
・勤務先への電話連絡なし・郵送物なし・カードレス
・内緒で利用したい方におすすめ
SMBCモビットにはない?プロミスの無利息サービス
プロミスの無利息サービス
プロミスには30日間無利息サービスがあります。
プロミスをはじめて利用する人のうち、メールアドレスを登録して、Web明細を利用できる人
Web明細書はネット上の会員サービスで利用明細書などを確認できるサービスです。
Web明細書を利用すると、利用明細書および受取証書などの郵送はありません。明細書を紛失することもないですし、プロミスからの郵送物によって家族バレする心配もないので便利なサービスと言えますね。
プロミスの30日間無利息サービス期間は、「初回借入の翌日から30日間」となります。ここはとても大きなポイントですよ。
たとえば、アコムやアイフルの30日間無利息サービスは「契約日の翌日から30日間」となっています。つまりアコムとアイフルの30日間無利息サービスは、融資を受けていなくても契約の翌日から自動的に始まって30日で終わってしまうんです。
プロミスは、極端な話ですが契約をしてから半年放置して、7か月目に初めて出金したとしてもその翌日から30日間が無利息期間になるので無駄がありません。
契約をしたらすぐにキャッシングする予定がある方はアコムやアイフルでも問題ないですが、すぐにお金を借りる予定はないけど、いざというときに備えて契約しておきたいという方にはプロミスの30日間無利息サービスの方がかなり使い勝手が良いはずです。
SMBCモビットには無利息サービスがない
SMBCモビットには30日間無利息サービスなどの利息がつかない期間は一切ありません。
例えば、SMBCモビットで100,000円を金利18.0%で借りたお金を1か月で返済したとしても1,500円の利息がつくので、返済額は101,500円になります。
プロミスで30日間無利息サービス中に返済した金額は全て元金に充当されるので利息はつきません。
利息は30日間無利息サービスが終わった後の借り入れ残高に対して発生するので、全額返済できなかったとしてもお得であることは変わりません。
30日間無利息サービスの有無は、プロミスとSMBCモビットのどちらを選ぶのか?判断する為の大きな材料になります。
WEB完結はプロミスよりもSMBCモビットが有利?
プロミスもSMBCモビットも、申込みをネットで完結させ、郵送物なし・カードレスでローンの契約を行えますが、大きな違いが1つあります。
プロミスのWEB完結申込み
プロミスには申し込み・借り入れ・返済がネットだけでできる「Web完結」というサービスがあります。
Web完結の申し込みはネット(パソコン・スマホ・ケータイ)から行い、本人確認書類はスキャンしたりスマホで撮影したデジタルデータを送信します。
審査結果はメール(電話も希望できます)で届くので確認して、口座の登録などの手続きをネットで進めれば契約完了です。
借り入れは登録した口座への振り込みで、返済も口座振替でできるので、カードレスで郵送されてくるものは一切ありません。
カードが必要になったら後から発行してもらうこともできるので気の利いたプロミスのサービスです。
・電話での在籍確認はどうなるの?
プロミスのWeb完結には、原則、勤務先への電話在籍確認があります。ただ、在籍確認をどうしても避けたい場合は相談することが可能です。
相談する手順は、Web完結でネット申し込みをした後に、すぐにプロミスのフリーコールに電話をして電話以外の方法で在籍確認ができないか聞いてみるだけです。
方法としてはカンタンですが、確実に省略できるとは限らないのでダメ元くらいに考えておきましょう。
また、プロミスにはスマホアプリで申し込み・契約・入出金ができる「アプリローン」もあります。
スマホアプリから行う「Web完結」という形ですが、スマホアプリを使えばカードがなくてもセブン銀行ATMから入出金ができるので、アプリは入れておくと便利だと思います。
SMBCモビットのWEB完結申込み
SMBCモビットにも「WEB完結」があるのですが、プロミスのWeb完結よりも優れた点があります。それは、SMBCモビットのWEB完結には勤務先への電話連絡がないこと!
その代わり、SMBCモビットのWEB完結にはややハードルが高めの利用条件があります。
・本人名義の三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を振り込み・返済口座に指定すること。
・「社会保険証」か「組合保険証」を持っていること
ゆうちょ銀行なら全国にあるので取引口座は比較的どうにかしやすいのですが、問題は保険証です。「社会保険証」か「組合保険証」じゃないとダメということは、国保だと「WEB完結」に申し込むことはできないんです。
提出が必要な書類はこちらです。
・収入証明書…源泉徴収票、税額通知書、所得証明書、確定申告書、給与証明書(直近2か月分+できれば賞与証明書1年分)のいずれか
・勤務先を確認できる書類2点…健康保険書、給与明細書
勤務先を証明する書類の提出があるものの、電話連絡がナシというのは、SMBCモビットのかなり大きなメリットです。
カードや契約書などの郵送物もないですし、連絡方法はメールになるので(必要なときは電話の場合もあります)、プロミスのWeb完結よりも充実したサービスといえます。
個人事業主の方などWEB完結が利用できない場合でも、「カード申込」というネット申し込みなら利用可能です。
ネット申し込みは、申し込み方法がパソコン、スマホ、ケータイのどれかになるというだけなので、電話在籍確認もあります。
SMBCモビットとプロミスのWEB完結サービスの差は、大きな判断材料になりますね。
金利はSMBCモビットよりプロミスが有利?違いは?
●SMBCモビット:3.0~18.0%(実質年利)
SMBCモビットの方が最低金利が低く(3.0%)、プロミスの方が最高金利が低く(17.8%)なっています。
最低金利が適用されるのは限度額が最大になった場合に限られています。そのため初回申し込みではまず望めない数字でしょう。
注目したいのは最大金利です。0.2%の違いですが、プロミスの方が低いんです。
上でも解説したとおり、初回申し込み時の金利は最大金利になることが多いので、最大金利が低いプロミスの方が有利ということになります。
参考:プロミスとSMBCモビット比較!どっちでキャッシングする?
プロミスとSMBCモビット 実際の利息はどうなる?
それぞれの最高金利で20万円を借りて12か月で返済する場合のパターンを計算してみましょう。
1回目~11回目:18,316円 + 12回目:18,320円
合計:219,796円
利息:19,796円
●SMBCモビット (金利18.0%)
1回目~11回目:18,335円 + 12回目:18,342円
合計:220,027円
利息:20,027円
毎月の返済額はSMBCモビットよりもプロミスのほうが26円安く、利息の合計もプロミスが231円安いという結果になりました。
このパターンだとそこまで大きな差は出ませんでしたが、長く借り入れと返済を繰り返すような使い方が想像できる方は金利にも注目して、申し込み前にSMBCモビット、プロミスの公式サイトにある返済シミュレーションを実施してみて下さいね。
ちなみに、大手消費者金融のアコム、アイフル、SMBCモビットは上限金利が18.0%で、17.8%なのはプロミスだけです。
SMBCモビットよりプロミスが有利? 即日振込融資の条件を比較
プロミスもSMBCモビットも即日振込融資を希望する場合、何時までに審査に通過している必要があるのでしょうか?それぞれの即日振込融資の条件を比較してみましょう。
プロミスの即日振込の条件
24時間振込可能な金融機関の口座を登録すれば、最短10秒で振込可能!
SMBCモビットの即日振込の条件
原則24時間最短3分で振込融資が可能です。
WEB完結の申し込みで振り込み依頼をするなら、入金先は三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座に限定されます。その他の申し込み方法なら他の口座でも大丈夫です。
即日融資の条件はプロミスが有利ですね。
プロミスもSMBCモビットも、振込による即日融資に間に合わなかった場合は、カード発行を自動契約機で行い、提携ATMで出勤する方法であれば、即日融資できます。(※自動契約機の営業時間内にカードを発行することが条件)
プロミスとSMBCモビット 審査基準・審査通過率を比較
プロミスもSMBCモビットも本人に安定した収入(と返済能力)がある人が申込み対象ですね。
アルバイトもパートも十分に審査に通る可能性はありますが、年収や他社借入状況によって、借入限度額は変わってきます。
その他、勤続年数や過去の返済履歴、金融事故状況、などCIC、JICCなどの信用情報機関でチェックし、しっかり審査されます。
プロミスもSMBCモビットも審査基準は社外秘になっていますので、どちらが審査に通りやすいのか?はっきりと申し上げることはできません。
プロミスやアコム、アイフルは審査通過率を公表しており、だいたい45%~50%くらいの間で、それほど大きな差はありません。SMBCモビットは公表していませんが、同じ大手の消費者金融なので、大差はないと思います。
大手消費者金融は、銀行カードローンと比べて審査が通りやすいと言われていますが、中小の消費者金融に比べると審査は厳しいです。
プロミスもSMBCモビットも公式サイトでお試し診断ができるようになっていますので、審査に不安がある方は利用してみてください。
プロミスとSMBCモビット 限度額の違い
●SMBCモビット:最大800万円
この金額だけを見るとSMBCモビットの方が優勢に感じますが、貸金業法による「総量規制」では、消費者金融から借り入れできる金額はその人の年収の3分の1に制限されています。
500万円借りるのに、年収は1,500万円必要です。プロミスの上限金額でも十分な範囲ではないでしょうか?
また、プロミスもSMBCモビットもはじめてカードローンを利用する場合は返済実績がないので、あなたがどれくらいきちんとお金を返す人なのかわからないですよね。
返済能力は給与や信用情報などで審査をするため、初回の限度額は100万円以下で金利は最高金利になることが多いです。
プロミスとSMBCモビット 審査スピードを比較
●SMBCモビット:最短で30分(申込の曜日、時間帯によって翌日以降の取扱になる場合あり)
プロミスもSMBCモビットも最短30分ですが、実際はもっと長く時間がかかった人もいます。毎月25日前後の給料日前や大型連休前など繁忙期はいつもよりも審査に時間がかかる傾向にあります。
また、1日の間では平日の夕方以降が混雑しやすいようです。
ちなみに、アコムやアイフルも審査スピードは業界でTOPクラスですが、同じことが言えます。特に即日融資を希望する方は早めに審査に申込みましょう。
審査時間を短くしたい方はプロミスもSMBCモビットもインターネットによる申込みがおすすめです。
プロミスとSMBCモビット ATMの使いやすさで比較
プロミスのATM
▼提携ATMは?
・三井住友銀行 ATM手数料無料
・ゆうちょ銀行
・E-net
・ローソンATM
・セブン銀行
・西日本シティ銀行
・イオン銀行
・横浜銀行
・東京スター銀行
・第三銀行
・福岡銀行
・熊本銀行
・親和銀行(借り入れ専用 返済不可)
・広島銀行(借り入れ専用 返済不可)
・八十二銀行(借り入れ専用 返済不可)
・クレディセゾン
・ローソン Loppi(返済専用 借り入れ不可)
・ミニストップ Loppi(返済専用 借り入れ不可)
・ファミリーマート Famiポート(返済専用 借り入れ不可)
プロミスATMと三井住友銀行ATMは手数料無料で利用できます。提携ATMは1万円以下の入出金が110円、1万円超の入出金で220円のATM手数料が発生します。
SMBCモビットのATM
SMBCモビットには自社ATMがありませんが三井住友銀行ATMを手数料無料で利用できます。
三井住友銀行
三菱UFJ銀行
セブン銀行
イオン銀行
プロミス
セゾンカード
第三銀行
福岡銀行
親和銀行
熊本銀行
ファミリーマート Famiポート(返済専用 借入不可)
ローソン Loppi(返済専用 借入不可)
ミニストップ Loppi(返済専用 借入不可)
▼店舗によって貸金業法に基づいた利用明細書が発行されるATM
E-net(ファミマ、ミニストップ、スリーエフ、コミュニティストア、デイリーヤマザキ、生活採家、セーブオン、ポプラ、セイコーマート)
ローソンATM
▼貸金業法に基づいた利用明細書および領収書が後日郵送されるATM
ゆうちょ銀行
・北海道地区
北洋銀行、北海道銀行
・東北地区
みちのく銀行、仙台銀行
・関東・甲信越地区
常陽銀行、足利銀行、栃木銀行、群馬銀行、武蔵野銀行、千葉銀行、京葉銀行、横浜銀行
第四銀行(出金専用)
・中部・北陸地区
北陸銀行、大垣共立銀行、十六銀行、出金中京銀行、百五銀行
スルガ銀行(出金専用)
・関西地区
京都銀行、池田泉州銀行、但馬銀行
南都銀行(出金専用)紀陽銀行(出金専用)
・中国地区
トマト銀行、西京銀行
もみじ銀行(出金専用)
・四国地区
百十四銀行
・九州地区
西日本シティ銀行
宮崎銀行(出金専用)
・信用金庫(出金専用。一部信用金庫では利用できません)
・VIEW ALTTE(出金専用)
・PatSat
こまめに現金を引き出したり返済をする場合、ATM手数料もしっかり考えたいところです。
ATM手数料が無料になるのは、
SMBCモビット…三井住友銀行ATM
手数料無料ATMで比較するとプロミスの方が使い勝手が良さそうですね。
また、都心ならメガバンクである三井住友銀行のATMも比較的見つかりやすいと思いますが、地方だとコンビニATMの方が利用しやすいのではないでしょうか。
手数料無料でATMを使いたい場合はプロミスに軍配が上がりそうです。
プロミスとSMBCモビット 返済方式で比較
プロミスの返済方式
プロミスの返済方式は「残高スライド元利定額返済方式」になります。残高スライド元利定額返済方式は最終借入後の借入残高に応じて最少返済金額が変動します。
★プロミスの返済金額の算出方法
・借入後残高が30万円以下の場合
借入後残高 × 3.61% (1,000円未満切り上げ)
返済回数は36回以下
例)借入後残高が5万円の場合の返済金額は「12,000円」
50,000円×3.61%=1,805円(1,000円未満切り上げ)
・借入後残高が30万円超~100万円以下の場合
借入後残高 × 2.53% (1,000円未満切り上げ)
返済回数は60回以下
例)借入後残高が50万円の場合は「13,000円」
500,000円×2.53%=12,650円 (1,000円未満切り上げ)
・借入後残高が100万円超過の場合
借入後残高 × 1.99% (1,000円未満切り上げ)
返済回数は80回以下
例)借入後残高が150万円の場合は「30,000円」
1,500,000円×1.99%=29,850円 (1,000円未満切り上げ)
SMBCモビットの返済方式
SMBCモビットの返済方式は「借入後残高スライド元利定額返済方式」になります。
借入後残高スライド元利定額返済方式は最終借入後の利用残高によって最少返済額が決まります。
10万円以下:4,000円
10万円~20万円以下:8,000円
20万円~30万円以下:11,000円
30万円~40万円以下:11,000円
40万円~50万円以下:13,000円
50万円~60万円以下:16,000円
60万円~70万円以下:18,000円
70万円~80万円以下:21,000円
80万円~90万円以下:24,000円
90万円~100万円以下:26,000円
例)
・最初に30万円を借りた場合の最少返済額は「11,000円」
・20万円を返済して、借入残高が10万円になったけど、追加融資をしない場合の最少返済額も同じく「11,000円」
最少返済額は毎月の最低限の返済額になりますが、返済はいつでもできますし早く返した方が利子も少なくなります。
早めの返済を心がけましょうね!
プロミスとSMBCモビット 返済日はどうなってる?
プロミスの返済日
5日、15日、25日、末日の中から、自分で1日決めることができます。ただ、三井住友銀行・ジャパンネット銀行以外の金融機関からの口座振替で返済する場合は、毎月5日が約定返済日に指定されます。
SMBCモビットの返済日
同じく、5日、15日、25日、末日から指定することができます。
まとめ プロミスとSMBCモビット どっちがおすすめ?
SMBCモビットに比べてプロミスの優秀なところは、
・30日間無利息サービスがある
・上限金利が低い
・24時間365日即振込の「瞬間フリ」がある
・ATMが多いので借入と返済が便利
一方、SMBCモビットのメリットはWEB完結が利用できたら勤務先への電話連絡ナシでOKなところ。プロミスでこれを実践するには、自分からプロミスに電話をする必要があるうえに、確実に省略できるとは限りません。
どちらを大きなメリットに感じるかは人それぞれですが、トータル的にみると、プロミスの方がおすすめです。
あなたにとって便利だと感じるカードローンを選んでくださいね!