他ローンの延滞歴があるとマイカーローンの審査は通らない?

これからマイカーローンを組むことを検討している人の中には、他のローンの返済を延滞したことがあって審査に通るかどうか気になっている方もいるかもしれません。

今回は、マイカーローン以外の借り入れで延滞があった場合に、マイカーローンの審査にどのような影響があるのか、どうしたら審査を通過することができるのか解説します。

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延滞歴はマイカーローンの審査に不利!

結論からいうと、延滞歴はマイカーローンを組むのに不利にはたらきます。当然ですが、お金を貸す側としてはお金を返してくれそうな人にしかお金を貸したくありません。

もし、知り合いの人にお金を貸してほしいと言われていても、その人が他の人にもお金を借りていて返すのが度々遅れていたり、返せていないと知ったら、誰もがお金を貸したくないと思うはずです。

それと同じことなので想像しやすいと思います。そのことを念頭に置きながら、延滞歴がマイカーローンの審査にどのように影響するのかをみていきましょう。

まず、長期間にわたって延滞があったり、数日の延滞であっても繰り返し延滞があるような場合にはマイカーローンの審査に通らない可能性が高くなります。

特に、金融事故を起こした事がある方はさらに審査に落ちる可能性が高くなります。

金融事故とは、長期延滞、長期延滞などの理由による強制解約、債務整理、保証会社が肩代わりして支払いをする代位弁済などのことをいいます。

今回は延滞をテーマに解説しているので、金融事故の長期延滞について少し掘り下げて解説します。

金融事故でいう長期延滞とは、2~3ヶ月以上返済が滞っている状態のことをさします。2ヶ月以上か3ヶ月以上かは情報を登録する金融機関の判断によるところなのですが、2ヶ月以上滞納したら長期延滞として信用情報に載ると思っておいてよいと思います。

長期延滞は「異動」という文字で信用情報に載り、これがいわゆる「ブラックリスト入り」したことになります。

信用情報ってなに?よく聞くけどどういうもの?という方のために簡単に解説すると、信用情報とは、クレジットやローンなどを利用したときの契約内容、期日どおりに返済や支払いができているか、残高がどのくらい残っているかなどの状況が記録されているものです。

信用情報は、主に3つの信用情報機関が管理しており、信用情報機関の加盟者である金融機関は借り入れ希望者の信用情報を照会することができるようになっています。(1000円程度の費用を払うことで自分の信用情報を確認することも可能です。)

銀行などの金融機関が信用情報機関へ照会をかけたときに、「長期延滞」などの情報が載っているとマイカーローンの審査に大きなマイナスの影響を与えることになります。

仮に、年齢や年収、返済負担率などに問題がなかったとしても長期延滞の履歴があると基本的にはマイカーローンの審査には通りません。

ただし、長期延滞の記録がついている契約がすでに完済している場合は審査に通過する可能性もゼロではありません。この裁量は金融機関や他の条件にもよって変わってきます。

さきほど、2~3ヶ月以上返済が滞ると長期延滞として信用情報に載ってしまうと述べましたが、1ヶ月以内の延滞の場合はどうなるのでしょうか。

長期延滞として記録されないだろうから1ヶ月以内の延滞なら何度繰り返しても問題ない…と思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。

本来であれば、返済期日に1日でも遅れた場合は「延滞」の記録が信用情報に載ることになります。

これは長期延滞のように金融事故として扱われるものではありませんが、延滞したという事実はしっかりと信用情報に残されます。

支払いが遅れた月には「A」、支払いが無かった月には「$」のマークが付けられ、過去24ヶ月分の延滞歴がひと目でわかるようになっています。

ただ、実際のところ2~3日程度の遅れは延滞として記載されないことが多いです。これは、「たまたま支払いが遅れてしまっただけだよね」と判断できる場合です。

たとえば、これまで一度も滞納したことがなく、返済期日に間に合わなかったけれど、すぐに支払いを行い、その次からはまた通常通り滞納なく返済を行っているといったような場合です。

しかし、2~3日程度の滞納であっても、それが何回も繰り返される場合は悪質ということで信用情報に「滞納」の記録を載せられる可能性が高いです。

金融事故でなくても、延滞の記録が信用情報に残っているとマイカーローンの審査には当然ですが不利になります。

また、支払いが遅れた月が直近に連続してあるのか、過去にあるのかでも審査への影響は変わってきます。

たとえば、ここ2~3ヶ月連続して支払いがなく延滞になっている状態と、1年以上前に支払いができておらず延滞になったことが残っているけれどその後はきちんと返済できている状態であれば、前者のほうがマイカーローンの審査には不利になります。

とはいえ、時期を問わず延滞があったという事実だけでも審査に落ちる可能性は十分にありますので、そのことは知っておいてくださいね。

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自分の信用情報はここでチェックできる

さきほど、自分の信用情報を照会することができると述べました。年収、勤続年数、年齢、返済負担率…どれを考えても通ると思っていたのに審査に落ちてしまったという方は、信用情報に傷がないか確認してみましょう。

2ヶ月を超えるような延滞があった方は心当たりがあって確認するまでもないかもしれませんが、忘れてしまっている可能性がある方や、通販の分割払い、クレジットカード、スマホの割賦払いを利用したことのある方はそれらの支払いがちゃんとできているか調べてみましょう。「そういえば!」と思い出すことがあるかもしれません。

・株式会社日本信用情報機構 通称JICC
消費者金融会社がメインの加盟会員ですが、その他全業態が加盟している信用情報機関です。
郵送、窓口、ネットでの情報開示申込みができます。

https://www.jicc.co.jp/kaiji/

・株式会社シー・アイ・シー 通称CIC
クレジットカード会社や信販会社が加盟会員のメインになっています。
一部の消費者金融や銀行なども加盟しています。郵送、窓口、ネットで情報開示を申し込むことが可能です。

https://www.cic.co.jp/mydata/index.html

・全国銀行個人信用情報センター 通称KSC
主に銀行系の信用情報を取り扱っています。官報情報も保有しており、自己破産などの記録も残ります。信用情報の開示は郵送でのみ受け付けています。

https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/

信用情報を照会して、延滞があってまだ支払っていないものがあればマイカーローンの審査を申し込む前に支払って、残高が少ないようであればなるべく完済しておくことがおすすめです。

仮に延滞があったとしても、それが完済していれば完済していない場合よりも、マイカーローンの審査には通りやすくなるはずですし、延滞があったけれども完済できたという実績にもなります。

金融事故や延滞の記録が消えるまでにかかる期間は?

一度、長期延滞や延滞の記録が残ってしまったら、ずっと記録は消えないのでしょうか?そうなると、マイカーローンもずっと借りられないのではないか…と心配になってしまいますよね。

でも、金融事故や滞納の記録が一生涯残り続けるということはありません。よく、信用情報に登録された情報は5年間残るといわれていますが、滞納につてのみの場合は信用情報機関によって登録期間が5年より短い場合もあるようです。

それぞれの信用情報機関について延滞に関しての登録期間を調べてみました。(あくまで、延滞についてのみ調べています。自己破産などの金融事故歴はもっと長く登録される場合もあります)

・全国銀行個人信用情報センター

「契約期間中および契約終了日(完済されていない場合は完済日)から5年を超えない期間」としています。

引用元:https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/privacy/

・株式会社シー・アイ・シー

「契約期間中および契約終了後5年以内」としています。

引用元:https://www.cic.co.jp/confidence/posession.html#sst02

・株式会社日本信用情報機構(JICC)

「延滞情報については延滞継続中、延滞解消の事実に係る情報については当該事実の発生日から1年を超えない期間」としています。

https://jicc.co.jp/whats/about_02/index.html

延滞の情報は5年程度残るというのはあながちはずれではないようです。JICCについては1年以内と短めになっています。

また、注意したいのは延滞があったときから5年間情報が残るというわけではなく、完済した日(延滞が解消した日・契約が終了した日)から数えているとうことです。

延滞の情報を早く信用情報から消したければ、延滞しているローンを早く払い終えなくてはいけないことがおわかりいただけると思います。

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延滞歴があってもマイカーローンを組みたい場合はどうしたらいい?

延滞がよくないことはもう十分わかっていただけたと思いますが、すでにしてしまった延滞をどうすることもできない…とお悩みかも知れません。

数日だけの返済の遅れが1~2回あった程度であれば、もしかしたら信用情報に載っていないかも知れません。

心配なままマイカーローンの審査に申込むよりも、延滞の情報が載っているか載っていないか判断がつきにくい場合は先に述べたような方法で信用情報機関に照会をかけてみましょう。

そこでもし延滞の履歴が残っている場合は、できれば完済してしまうことです。

残高が少なくなっているもので返せそうなものがあれば、優先的に払い終えましょう。もし、完済は無理であったとしても滞納が解消できていないものは最低限滞納を解消することだけはしておきましょう。

そうしなければ新たに借りるマイカーローンの審査を通過するのは難しくなるでしょう。

また、延滞歴のある信用情報をもったままマイカーローンを検討する場合はなるべく審査の通りやすい借入先を検討することをおすすめします。

審査の通りやすさを見極めるのは難しいですが、銀行や信用金庫よりもディーラーのマイカーローンのほうが通りやすい傾向があります。

ディーラーのローンでは、自動車の名義がディーラー(またはディーラーと提携している信販会社)になるので、車を担保とすることになります。

いざ返せなくなったときに自動車を引き上げられるので、審査に通りやすくなっているというわけです。

また、金利もディーラーローンのほうが高めですが、金利が高いということはそれだけリスクに対して備えているということでもあるので審査は金利の低いものよりも通りやすくなると考えられます。

低金利でお金を借りたい気持ちはわかりますが、数をうてば当たるだろうと複数の金融機関に申し込みをするのは「申込みブラック」というさらにお金を借りにくくなる状態になりかねないためおすすめできません。

はじめから借りれそうなところをあたってみたり、本審査に申し込む前に担当者に延滞歴があることをあらかじめ相談してみるとよいでしょう。

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延滞歴があるとマイカーローンの審査は通らない?「まとめ」

延滞があるとマイカーローンの審査に通りにくくなってしまうことはおわかりいただけたと思います。

また、一度、延滞が信用情報に登録されてしまうと登録が抹消されるまでに年単位の時間が必要になることもおわかりいただけたと思います。

延滞の情報を今すぐ消すことは難しいですが、マイカーローンの審査に少しでも通りやすくするためには、すでに延滞してしまったローンを完済しておいたり滞納を解消しておくということは必要なことです。

マイカーローンを申し込む前にかならずやっておきたいことですね。

そして、延滞歴のある信用情報のままでマイカーローンに申し込むときには、事前に担当者に相談し、ディーラーローンなど審査の通りやすいマイカーローンに申し込むことをおすすめします。

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