電柱に貼ってある街金はヤミ金?違法業者?借りちゃダメ?

電柱に貼ってある街金はヤミ金?違法業者?借りちゃダメ?

電柱やガードレール、最近は数が減りましたが公衆電話などにも街金のビラが貼ってあることがあります。

こういった貸金業者の広告には、いかにもお得にお金を借りられるような魅力を感じる文字が書かれていることもありますが、ヤミ金融ではないのでしょうか?違法貸金業者ではないのでしょうか?

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ヤミ金融・違法貸金業者とは?

安心して利用できる消費者金融は、「貸金業登録番号」を取得して貸金業法に基づいた営業を行っています。

貸金業登録番号をせずに貸金業法に基づいた金利や限度額を無視して、法を犯しながら金貸しを行っている業者が違法貸金業者(ヤミ金融)なのです。

●貸金業登録番号の例
アコム:関東財務局長(12)第00022号
アイフル:近畿財務局長(12)第00218号
プロミス:関東財務局長(12)第00615号

貸金業法では上限金利や貸しても良い金額の上限も定められていますので、これを無視して貸金業を行うことはできません。

こういった規則を一切無視して金貸し業を行っている業者を違法業者、ヤミ金融と呼んでいます。

電柱に貼ってある街金が違法業者・ヤミ金融である理由

電柱に貼ってある貸金業者の広告は、ペラペラの紙1枚であることが多いのですが、そもそもそういったビラを貼ること自体が違法ビラである可能性が高いです。

電柱の持ち主にきちんと許可をとれば電柱広告を行うこと自体は可能となっているのですが、そういった正当な手続きを踏んで許可を得ているのであれば、誰でもすぐはがせるようなペラ紙を使用せずに長持ちする看板を作ることでしょう。とても許可を得ているとは思えません。

もしそういった違法ビラには、おそらく貸金業登録番号は記載されていないと思います。まっとうな消費者金融は公式サイトや広告類には貸金業登録番号を記載しています。

違法業者は登録すらしていないので、記載することができないのです。

もっと悪質な場合は、貸金業登録番号を詐称して偽の番号を掲載している場合もあります。

また、電話番号は携帯電話であることが多いと思います。

しかし、登録貸金業者が広告や勧誘をする際には

「営業所又は事務所の電話番号その他の連絡先等であつて内閣府令で定めるもの」

の表示が貸金業法第4条7項で定められています。

携帯電話のみを広告に載せることは違法なのです。

電話番号は0120から始まるフリーダイヤルのパターンもあります。フリーダイヤルは毎月2,000円程度から利用可能なので、ヤミ金もよく利用しています。
0120だからといって安心はできません。

こういった、貸金業法に基づいていないチラシ広告を行っている時点で怪しすぎますよね。

固定電話番号も貸金業登録番号も記載されていて、一見まともに見えるチラシでも、電柱にペラ紙を貼っている貸金業者には関わらない方が良いですよ。

固定電話番号は転送サービスもされることもありますし、貸金業登録番号はニセの登録番号である可能性もあるのですから。

そこまで疑わなくても・・・と思われるかもしれませんが、まともな消費者金融ならまともな広告を出します。

電柱、ガードレール、公衆電話などに違法ビラを貼っている時点で疑うべきなのです。

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電柱広告の街金に申し込むとどうなるの?

オレオレ詐欺と一緒で、違法業者の手口も日々巧妙化しています。一概には言えないのですが一例をご紹介します。

電柱の違法ビラには、お金を借りたいけど借りられない人にとって魅力的なコピーが並んでいます。

・ブラックOK!
・うちならブラックの人でも即日融資が可能です
・他社で断られた人を歓迎します
・電話で即決

など。

でも、これらの広告や勧誘は、貸金業法第16条(誇大広告の禁止等)によって禁止されていることなんです。

思わず飛びつきたくなるような広告を出している業者は違法貸金業者(闇金融)だと思ってまず間違いありません。

書いてある電話番号に電話をすると、最初は親切に返答をしてくれるでしょう。そして言葉巧みに個人情報を聞き出してきます。

1度個人情報を渡したら最後、あっという間に違法業者のネットワークに広まってしまい、次から次にダイレクトメールが届くことになります。

違法業者の悪質な手口

・希望額を貸すために、まずは信用を見たいから5万円を振り込んで欲しいなどと言われる。振り込んでもお金を借りることはできない。

・10万円なら今すぐ貸せるけど10日後の利息が1万円になるなど、ありえない利息を要求する。なんだかんだと理由をつけて完済をさせてくれないため、利息が増え続ける。

・「あなたの信用情報だと消費者金融からの借り入れに規制がかかっている」などと嘘をつき不安をあおる。その後、お金を借りられそうなところを紹介すると言って高金利の違法業者(ヤミ金融)でお金を借りさせられ、法外な紹介料も毟り取られることになる。

・とにかく断らないように「はい」と言わせる。「結構です」「大丈夫です」などのどちらともとれる言葉も違法業者の都合の良いように解釈される。断ったはずだと伝えると強い口調で脅される。

・年金証書や通帳を担保に取られ、口座から勝手にお金を引き出される。

・返済が完了したはずなのに借用書を返してくれない。領収書などの支払いの証明になるものも発行してもらえない。

違法業者(ヤミ金融)に電話をかける人というのは、どこからもお金を借りることができない崖っぷちの状態であることを違法業者もよく理解しています。

まっとうな人には思いつきもしない手段で弱者の心理をついてくるので、電話をしない、関わらないのが一番の闇金対策になります。

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トイチってどういうこと?

闇金の法外な利息を表す「トイチ」という言葉があります。

トイチは10日間で1割の利息がつくことなので、10万円借りたとすると10日後には11万円の返済となります。

1年間借りると利息だけで36万5千円になります。金利は365%です。

消費者金融の利息は単利で計算されます。利息に利息がつかないので雪だるま式に借金が増えていくことを避けることができます。

一方、闇金は毟り取れるだけ取ろうとするので金利も複利になります。これが闇金の恐ろしいところで、法外な利子を複利でふっかけてくるので利息がありえない金額になってしまうのです。

複利のトイチで10万円を10日間借りた場合の利息は約87,600円です。たった10日間で元金とあまり変わらないくらいの利息が発生するのです。

1年間借りっぱなしだった場合の返済額は、約3,242,000円になります。

10万円が1年間で300万円を超えるんですよ!金利は約3200%になります・・・。

消費者金融の金利は18.0%が目安になるので、違法業者(ヤミ金融)がどれだけ暴利かわかりますよね。

電柱に貼ってある闇金でお金を借りてしまったら?

怪しいと思いつつも他に頼れるところがなくて電柱の闇金でお金を借りてしまったらどうすれば良いのでしょうか?

実は、闇金から借りたお金は返済する必要がありません。

違法な金利で脅すような取り立てをする違法業者は犯罪集団であり、取り締まりの対象です。

こういった法を守らない違法業者は法にも守られないため、違法な貸付けは無効となるのです。

ただし返さなくて良いからといって、闇金で借りれるだけお金を借りて「返済の義務はないはず!」と正面切って戦うことは絶対に避けましょう。

違法な貸付けが無効になるというのは、闇金に騙されて困っている弱者の救済措置であって、踏み倒しを推奨するものではないのです。

日本貸金業協会は、違法業者を利用したことがわかったらまずは警察に連絡することとしています。

直ちに警察、または当協会の貸金業相談・紛争解決センター、各自治体の消費生活センター、弁護士会などに相談してください。

※日本貸金業協会「悪質業者の被害にあわないために 悪質業者を利用してしまったと思ったら」より引用させていただきました。

そして、ヤミ金から連絡があっても一切無視して電話にも出ないようにします。返済もしてはいけません。恐喝があっても徹底して無視をします。違法業者に個人情報をこれ以上与えてはいけませんし、関わってはいけません。

まとめ:電柱の街金には近づかないで

電柱に違法ビラを貼るような貸金業者は、まっとうな消費者金融とは一線を画した存在です。

きちんと登録をして法律に基づいて運営している消費者金融は、できないことはできないときちんと言ってきます。こちらが思わず食いつきたくなるような甘い言葉は決して言いません。

電柱に街金のビラを見つけたら、その場を離れましょう。

怪しい貸金業者には関わらないのが一番です。登録がある消費者金融かどうかを確認する必要もありません。

貸金業は慈善事業ではありません。まっとうな消費者金融ほど、本当にお金が困っていてどう考えても返済ができなさそうな人には貸してくれないものなのです。

だからこそ、逆にとても困っているときに親切を装ってお金を貸してくれる貸金業者は怪しいと思ってください。

絶対に手を出さない、絶対に関わらないことが、恐ろしい違法業者(ヤミ金融)から身を守るための唯一の方法です。

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