メガバンクより地銀のカードローンの方が審査は甘い?

メガバンクと地銀、メガバンクは規模が大きく、地銀は地域密着型の銀行というイメージですが実際はどう違うのでしょうか?

メガバンクのカードローンと、地方銀行のカードローンの特徴や審査の厳しさなどを解説します。

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メガバンクと地銀はどう違うの?

・三菱UFJフィナンシャルグループ
・みずほフィナンシャルグループ
・三井住友フィナンシャルグループ

が3大メガバンクグループかな?と思い浮かぶ方も多いと思います。

まずはメガバンクと地銀の定義の違いから確認しましょう。

定義されていないメガバンク

実は、銀行法などの法律でメガバンクの定義があるわけではないんです。

そのため、3大メガバンクにりそなホールディングスと三井住友トラスト・ホールディングスが加えて5大メガバンクグループと言われることもあります。

また、メガバンクは本店が東京や大阪などの大都市にあり、全国規模で支店を持っているため「都市銀行」とも呼ばれています。

メガバンクは、わたしたちの生活にも深く関わっている個人向けの預金業務も行っていますし、誰もが知っているような大企業との取引、世界規模での展開も行っている銀行です。

銀行そのものの預金量や貸出量の規模がとても大きいため、影響力が大きいという特徴もあります。

地銀は全国に64行ある?

対して地方銀行(地銀)は、それぞれの都道府県に本店があり、地域を中心に根付いている銀行を指します。地銀は地元企業との連携が深かったり、地域経済や行政に大きな影響力を持ってる金融機関です。

また、地銀は所属している協会の違いによって便宜上の区別があります。

●地方銀行
「一般社団法人 全国地方銀行協会」に属している64の銀行を地方銀行と呼びます。地方銀行は明治時代のはじめ頃に誕生した国立銀行を母体としているものと、戦後に新しく生まれた銀行が混在しています。

●第二地方銀行
第二地方銀行協会に所属している40の地銀を第二地方銀行と呼んでいます。中小の事業者向けの金融機関だった相互銀行が前身となっています。

地銀は再編が進められていて、数が減っている傾向にあります。第二地方銀行は多いときには70を超えていたのですが現在は30行なので、半分以上減ってしまったことになります。

地銀は地元に強い

地元民なら誰でも当たり前に知っている銀行でも、他県の人は聞いたこともないというのも地銀あるあるではないでしょうか。

法律上ではメガバンクも地銀もどちらも「普通銀行」になるのですが、個人の生活レベルで考えると必ずしもメガバンクの方が使い勝手が良いということはありません。

実際に住んでいる場所によってはメガバンクよりも地銀の方が便利に活用できることもあるので、メガバンクの方が絶対的に優秀ということはないのです。

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メガバンクも地銀もカードローン事業を行っている

3大メガバンクグループも地銀も、積極的なカードローン事業展開を行っています。

東京都内で毎日のようにテレビコマーシャルで見るのが阿部寛さん出演の三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」、吉高由里子さん出演の三井住友銀行カードローンです。

この2行はメガバンクですね。

一方、静岡県でよく見るのがスルガ銀行カードローン「リザーブドプラン」のコマーシャルです。以前はゴン中山さんが出演なさっていました。

北洋銀行カードローン「スーパーアルカ」のCMには大泉洋さん、北海道銀行カードローン ラピッドにはタカアンドトシさんが出演されています。
この3行は地銀になります。

有名人を起用してテレビコマーシャルを行うくらいなので、これらの例だけでも銀行が個人向け融資をいかに勢力的に行っているかということが分かると思います。

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メガバンクと地銀のカードローン 限度額と金利に差はあるの?

メガバンクと地銀カードローンの限度額と金利を比較してみましょう。

★メガバンクの銀行カードローン

商品名 金利 限度額
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5% 800万円
みずほ銀行カードローン 2.0~14.0% 800万円
三菱UFJカードローン バンクイック 1.8~14.6% 500万円

 
★地銀カードローン

商品名 金利 限度額
横浜銀行カードローン 1.9~14.6% 1,000万円
スルガ銀行カードローン リザーブドプラン 3.9~14.9% 800万円
北海道銀行カードローン ラピッド 1.9~14.95% 800万円
北洋銀行カードローン スーパーアルカ 1.9~14.7% 1,000万円
千葉銀行 ちばぎんカードローン 1.7~14.8% 800万円
常陽銀行カードローン キャッシュピット 2.5~14.8% 800万円
静岡銀行カードローン セレカ 4.0~14.5% 500万円
八十二銀行 はちにのかん太くんカード 5.5~14.5% 500万円
愛媛銀行 ひめぎんクイックカードローン 4.4~14.6% 800万円

 
上限金利がいちばん低いのはみずほ銀行カードローンの14.0%ですが、実際に数字で比較してみると、メガバンクだから金利が低いとか、地銀だから限度額が低いなどの全体的な差は感じられません。

次にメガバンクと地方銀行カードローンの審査の違いを確認していきましょう。

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銀行カードローンは保証会社の保証を受ける必要がある

メガバンクでも地銀でも、銀行カードローンは「保証会社の保証を受けられること」というのが条件のひとつになっています。

★各銀行カードローンの保証会社

商品名 保証会社
三井住友銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス株式会社)
みずほ銀行カードローン オリエントコーポレーション
三菱UFJカードローンバンクイック アコム株式会社
横浜銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
スルガ銀行カードローン リザーブドプラン スルガ・キャピタル株式会社
ダイレクトワン株式会社
株式会社オリエントコーポレーション
北海道銀行カードローン ラピッド アコム株式会社
北洋銀行カードローン スーパーアルカ SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
千葉銀行 ちばぎんカードローン エム・ユー信用保証(株)
常陽銀行カードローン キャッシュピット アコム株式会社
静岡銀行カードローン セレカ 静銀ディーシーカード株式会社
新生フィナンシャル株式会社
八十二銀行 はちにのかん太くんカード アコム株式会社
愛媛銀行 ひめぎんクイックカードローン SMBCコンシューマーファイナンス株式会社

 
どの銀行カードローンも保証会社をつけていますね。

ちなみに、アコム株式会社は消費者金融のアコムですし、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社はプロミスです。

これらの消費者金融は個人融資向けのノウハウが高いという強みがあるので、銀行カードローンの保証会社としての事業も行っているのです。

審査にはもちろん銀行も参加しますが、銀行は基本的には保証会社を信頼していて審査の基準は保証会社にあると言っても過言ではありません。

保証会社は借主が返済できなくなってしまったときに銀行に全額返済する「代位弁済」を行わないといけないので、審査の手を抜くことはありません。

カードローンの審査には保証会社が深く関わっているので、メガバンクも地銀も甘くはないということになります。

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メガバンクと地銀カードローン どっちでお金を借りるべき?

メガバンクと地銀カードローンは、限度額と金利にはあまり差がないですし、審査の厳しさにも大きな違いがないこともわかりました。

では、メガバンクと地銀カードローンのどちらでお金借りるべきなのでしょうか?

地銀とメガバンクのカードローン選びの参考になりそうな、特徴の違いをご紹介します。

地銀は申込地域にご注意を

メガバンクは全国どこに住んでいても申し込み可能ですが、地銀は

・営業地域に住んでいる
・営業地域に勤務している

のいずれかが条件になることがありますので、カードローンに申し込む前に利用条件は必ず確認してください。

住んでいる地域にATMが多いのは地銀

地方では毎日の買い物に行くような普段使いのスーパーの駐車場にも地銀ATMがある光景も珍しくはないと思います。

都心部以外では、自宅や会社の近くや、お休みの日に出かけるショッピングセンターなどの普段使いの場所にATMが意外と多いのは地銀です。

逆に都心部では駅を出たらすぐに3大メガバンクがあったり、ATMが並んでいることも多いので、利便性が良いのはメガバンクとなります。

3大メガバンクはどれもコンビニATMと提携しているので、
・セブンイレブンのセブン銀行ATM
・ローソンATM
・ファミマなどのE-net

が利用可能です。

地銀もコンビニATMとの提携が増えていますが、対応していないこともあります。

ATMの使い勝手が悪いとつい返済が遅れてしまうこともあるので、設置場所はぜひ確認しておいてください。

メガバンクは地方に支店がないこともある

メガバンクは安心度が高いのですが、地方に支店がなかったり自動契約機(無人契約機)が存在しないこともあります。

支店がなくても振込融資や提携ATMを使えば、カードローンの利用そのもので困ることはないのですが、申込のときにちょっとした問題があります。

たとえばスルガ銀行カードローン リザーブドプランの場合、住んでいる場所も勤務地も関係なく、申し込みは全国に対応しています。

カードローンの申込はネットで行えるので、店舗に行ったり郵送する手間もありません。

問題はローンカードの送付です。申込から1週間後くらいに自宅か勤務地に届くことになるんです。

郵便物はカードローンの利用が家族バレする大きな原因のひとつなので、避けたい方もいらっしゃると思います。

郵送物があるのがイヤな場合は、支店や無人契約機を利用できるカードローンにするか、送られてくるものが一切ない「web完結」カードローンなどを利用するようにしましょう。

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メガバンクと地銀カードローンに共通する特徴

メガバンクと地銀のカードローンには共通する特徴もあります。

金利は消費者金融よりも低い

消費者金融の金利は18%の場合が多いのですが、銀行カードローンは14.5%程度が平均となります。

単純計算ですが10万円を1年間借りた場合、金利18%なら利息は18,000円、金利14.5%なら14,500円になります。

融資と返済を繰り返して、長期間にわたる利用になると金利の違いで利息が大きく変わってきます。

無利息サービスがある銀行カードローンは少ない

アコムプロミスアイフル、ノーローン、レイクALSAなどの大手消費者金融はそれぞれ独自の無利息サービスを行っていて、実際、大手の消費者金融で無利息期間がまったくないのはSMBCモビットくらいです。

一方、無利息サービスを行っている銀行カードローンはこちら。

・北日本銀行カードローン スーパークイカ
契約日から30日間無利息

・愛媛銀行 ひめぎんクイックカードローン
web契約をすると30日間無利息

・ジャパンネット銀行ネットキャッシング
初回借入日から30日間無利息

・静岡銀行カードローン セレカ
最大45日分の利息がキャッシュバック

意外と少なくないですか?メガバンクはどこも無利息サービスをやっていません。カードローンをサービスで選ぶなら、消費者金融にもぜひ注目してみて下さい。

審査は消費者金融よりも厳しい

銀行カードローンの審査は、銀行の独自審査と保証会社の審査の両方をクリアする必要があります。

それに保証会社は、万が一返済が滞った場合に自社が返済を負担することになるので、貸し倒れを防ぐためにも審査は必然的に慎重になります。

地銀もメガバンクも、カードローンの審査は消費者金融よりも厳しいと思っておきましょう。

メガバンクも地銀も総量規制対象外

どちらのカードローンも総量規制の対象外となるので、年収の3分の1以上の金額を借りられる可能性もあります。

ただし、現在は貸しすぎを防ぐために銀行も自主規制を行っているので、必ず借りられるとは限りません。

利用している銀行を選ぶと優遇があることも

口座を持っている銀行のカードローンを利用すると、キャッシュカードとローンカードが共通になることがあります。
例えば三井住友銀行カードローンの場合、三井住友銀行に口座を持っていれば、今手元にあるキャッシュカードをローンカードとして使うことができるんです。見た目は完全にキャッシュカードなので、他人にはキャッシング用にも使えるとはわからないはずです。

ローンカードがお財布からポロッと見えてしまうことも周囲にキャッシングがバレる原因なので、これはとても大きなメリットと言えます。

また、給与振り込み口座に指定していたり、クレジットカード一体型のキャッシュカードを持っている場合などは金利が優遇されることもあります。

みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行で住宅ローンを組んでいると金利が0.5%割引きになります。

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まとめ:地銀だから審査が甘いことはない!

なんとなくメガバンクよりも地銀の方が地元民を優遇してくれそうなイメージもありますが、審査には保証会社も関与しますし厳正に行われるので地銀だから審査が甘いいということはありません。

限度額は地銀よりもメガバンクの方が高いという情報もありますが、実際の金額を比較してみると地銀も負けていません。

カードローンをメガバンクか地銀かで迷っているなら、自分にとって利便性が高い方や、その銀行を利用していることによる優遇・メリットがある方で選ぶと快適に利用できるはずです。

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