マイカーローン 変動金利と固定金利 どっちを選ぶ?

マイカーローンでお金を借りることを検討している方の中には固定金利を選ぶか変動金利を選ぶかの選択に迫られている方もいるかもしれません。

固定金利と変動金利の仕組みやそれぞれのメリットやデメリットを学んだ上で、どちらの金利を選べばお得になるのかを考えていきましょう。

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マイカーローン 固定金利とは

マイカーローンの固定金利とは、契約時に決定した金利が完済するまでずっと一定に固定されるしくみのことです。

住宅ローンでは、一定期間のみ固定金利で、一定期間を終了すると固定金利か変動金利かを選択できる固定金利選択型という金利タイプもありますが、マイカーローンでは固定金利選択型は扱われていません。

マイカーローンを固定金利にするメリット

借り入れたときから完済するまでの金利が明確になっているということは、総支払額も明確にできるということです。

総支払額がわかっていれば、マイカーローン返済の計画が立てやすくなります。また、現在は低金利ですが、将来的に金利がどうなるかという不安をもたなくて済みます。たとえ市場金利が上がったとしても固定金利で契約をしていれば金利が上がることはなく、返済額にも影響しません。

マイカーローンを固定金利にするデメリット

固定金利は、変動金利よりも金利が高めに設定されていることが多いです。そのため、低金利の時代が続いたり、もっと市場金利がさがったときでも、契約したときの金利が適応され続けるため変動金利で借りたほうが総支払額が少なく済み、結果的に損をしてしまったということになるかもしれません。

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マイカーローン 変動金利とは

変動金利とは半年ごとに金利の見直しが行われる仕組みになっています。固定金利とは違い、返済期間中に金利が市場金利と連動して変わっていきます。

どのような指標と連動しているかなど詳しくは後述しますので、まずはマイカーローンを変動金利にするメリットとデメリットを確認しておきましょう。

マイカーローンを変動金利にするメリット

マイカーローンを変動金利にするメリットは、金利が固定金利に比べて低いことです。そのため、低い金利のままであれば固定金利よりも総支払額を抑えることができます。

また、市場金利が下がったときには金利が下がるという恩恵を受けられることもあります。

マイカーローンを変動金利にするデメリット

金利がどう変動するかは誰にもわかりません。そのため、もし金利が上昇するようなことがあれば結果的に固定金利のマイカーローンでお金を借りたほうが総支払額が低く済んだということになるかもしれません。

また、金利が変動するということはマイカーローン返済の計画も立てにくく、金利が上がってしまったときにはじめに計画していた返済計画が崩れてしまうこともあります。

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マイカーローン 固定金利と変動金利の金利差はどのくらい?

変動金利よりも固定金利のほうが高金利といわれていますが、どのくらいの差があるのでしょうか。

マイカーローンではそもそも変動金利しか選べないところのほうが多いようです。

今回は固定金利か変動金利かを選べる中央労働金庫のカーライフローンの金利差を比べてみます。

中央労働金庫で一般の勤労者がマイカーローンを借りる場合、変動金利で3.675%、固定金利で3.900%と0.225%の差があります。※2018年7月現在

ちなみに、300万円を返済期間5年で借りたとき、
金利3.675%では利息の総支払額が288,640円
金利3.900%では利息の総支払額が306,857円

となりました。

変動金利の金利が変動しなかったらのはなしにはなりますが、差は18,217円となります。

金額が大きくなったり、金利の差が広がればもっと差がでますが、思ったよりも差がなかったと感じるかもしれませんね。

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マイカーローンは変動金利を選ぶと得!?

マイカーローンは基本的には変動金利で借りるほうがお得と考えられます。その理由について解説していきます。

変動金利を選ぶと得になる理由

理由1:変動金利のほうが金利が安い

固定金利と比べると変動金利のほうが金利が安いことが一般的です。たとえ数万円であったとしても利息分を節約できるとしたら変動金利が魅力的に思えるかも知れません。

もし、変動金利のデメリットが少なければわざわざ高い金利を選択することもないという考え方もあるでしょう。

理由2:借りる金額が比較的少額

マイカーローンで借りる金額は200万円前後という方が多く、多くても400万円程度の借り入れです。

住宅ローンなどで千万円単位のお金を借りることを考えると比較的少額の借り入れともいえます。仮に、金利が上がってしまったとしても、もともと借り入れているお金が多くなければ金利上昇の痛手も少なく済みます。

理由3:借りる期間が短い

マイカーローンを借り入れる期間は比較的短い方が多いようです。ここ数年、低金利が続いており、このまま数年低金利が続いていれば固定金利で借りるよりもお得に借りることができます。

10年先や20年先の見通しは立ちにくいですが、2~3年先であれば景気の見通しも立ちやすいでしょう。

また、もし、2~3年後に金利が上がってしまったとしても、完済日に近づけば近づくほど元金も減っており、たとえ金利が上がっても少なくなった元金に利息がかかるだけなので負担が大幅に増えることは考えにくいです。

本当に低金利が続く?金利の変動の予想は?

マイカーローンの変動金利を選択していて一番デメリットになるのは、金利が上がってしまったときだと思います。

現在は「低金利の時代だから大丈夫」とも聞きますが、本当でしょうか?現在までの金利の動向を調べてみました。

変動金利の金利を決めるためのベースになっているのは、「プライムレート」という指標です。プライムレートには、長期プライムレートと短期プライムレートがあり、ほとんどの銀行では短期プライムレートをもとに金利を決めているようです。

ちなみに、短期プライムレートとは、1年以内の貸し出しで銀行が信用度の高い優良企業にお金を貸すときの金利で最も優遇された金利のことをさします。長期プライムレートは貸し出す期間が1年以上のものです。

さてそのプライムレートの動向調べるべく日本銀行のWEBサイトを参照してみたところ、
短期プライムレートは、2017年7月11日現在で最高値が1.725% 最低値が1.475%、最頻値が1.475%となっています。

(1989年以降、都市銀行が短期プライムレートとして自主的に決定した金利のうち、最も多くの数の銀行が採用した金利が最頻値、最高の金利が最高値、最低の金利が最低値となっています。)

これらの数値は2009年の1月から変動していません。つまり、この約10年間はずっと金利が低いままの状態で保たれていたということです。

長期プライムレートも、2009年7月以降2%を上回ることはなく、2011年8月以降では1.5%をずっと下回っており、2017年7月11日には1.00%まで下がっています。

参考URL:https://www.boj.or.jp/statistics/dl/loan/prime/prime.htm/

おそらくあと数年はこのまま推移するのではないかと予想している方も多くいます。

もし金利が上がったら…?リスクに備えるには?

このまま低い金利が保たれればよいのですが、やはり金利が上がってこないとも言い切れないのは事実です。そこで、変動金利を選んだ際にできる金利上昇リスクの対策を考えてみましょう。

もし、自動車を購入するときに頭金を払うことができれば頭金を払っておくことをおすすめします。借入額を減らすことができれば、金利が上がっても元本にかかる利息が少ないので金利上昇の悪影響を抑えることが可能です。

また、返済途中で金利がじわじわと上がってきた…と感じたら、繰り上げ返済を行うのも有効です。

もし、借り換えによってお得になるのであれば金利の低いところへ借り換えるというのも良い選択肢でしょう。ただし、手数料に注意して本当にお得になるのか、節約できるのかは慎重に見極める必要があります。

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マイカーローン 固定金利がおすすめな場合

変動金利のほうがお得にお金を借りられる可能性が高いものの、やはり人によっては固定金利を選択したほうがよい場合もあります。

ここでは、どのような人にマイカーローンの固定金利が向いているのかをご説明します。

返済計画をきっちりと立てたい人

固定金利のメリットのところでも説明しましたが、固定金利は契約時に金利がはっきりと決まっているため総支払額も計算しやすいです。

また、金利変動の影響を受けたないため、最初に決めた返済の計画にそって返していきたい人や、返済の計画が不安定なのは不安だという方には固定金利のほうが向いていると思います。

長期間でお金を借りる予定のある人

マイカーローンは比較的短期間での借り入れが多いようですが、中には5年やもっと長い期間をかけて返していく予定の方もいると思います。

長期間になればなるほど市場金利の目処もたちにくく、同じ金額を短期で借りる人に比べれば年数を経ても元本の部分が減りにくいです。

そのため、たとえば5年後くらいに金利が上がり始めると返済に影響が出てしまう可能性もゼロではありません。

長期間でお金を借りる人は、金利上昇のリスクに備えて固定金利を選択するというのもひとつの方法です。

変動金利のリスクが気になる人

ここ10年近くは金利が一定で推移しているとはいえ、いつ、どのような理由で金利が上がるかは誰にもわかりません。

また、借り換えや繰り上げ返済には手数料が必要であったり、頭金をいれるにしてもまとまったお金が必要です。

そもそもマイカーローンの繰り上げ返済ができない金融機関からお金を借りていた場合はその手立てもなくなってしまします。

金利が上がったときに対処できるほどの経済的な余裕がなさそうだと思う方や、金利の上昇を不安に思う方は、変動金利よりも数万円は支払総額が高くなってしまうことは覚悟してはじめから固定金利にしておいたほうが精神衛生上よいのかもしれません。

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マイカーローン変動金利・固定金利「まとめ」

マイカーローンの固定金利にも変動金利にもそれぞれメリットとデメリットが有ることがおわかりいただけたと思います。

金利市場がこのまま低金利を保っていれば、変動金利のほうが得にお金を借りられることは間違いありませんが、経済情勢がどうなるか予想することはできてもはっきりと知っている人はだれもいません。

その不確かさと、固定金利よりも変動金利を選ぶことで得する金額を天秤にかけたときどう考えるかは人それぞれ考え方によって異なるところだと思います。

ちなみに、筆者なら固定金利のマイカーローンを選ぶと思います。

上でシミュレーションしたくらいの借入額や返済期間なら総支払額の差が2万円程度であることと、かなり心配性で念には念を入れるタイプということが理由です。

ただ、支払総額の差が5~6万円を超えてきたら迷うと思います。

2万円程度は金利上昇に備えた保険だと思って捨てられるけれど、5万円を保険とみなして捨てれるかというと、ちょっと高いように感じてしまうからです。

ただ、実際に固定金利のマイカーローンを選ぼうとすると、借入先として選べる金融機関が限られてきてしまいます。

そうすると、変動金利であっても店舗が自宅近くにあったり、すでに住宅ローンを借りているところから借りようかな、など利便性のほうが優先されて結局変動金利のマイカーローンでお金を借りてしまうことも厭わないようにも思いました。みなさんならどっちを選択しますか?

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