マイカーローンに保証人は必要?

マイカーローンを組む際は連帯保証人・保証人は必要なのでしょうか?ほとんどの場合、保証人は必要ないのですが、稀に必要になるケースがありますので説明します。


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保証人は原則必要なし!保証人が必要な場合とは?

マイカーローンを組むときは、原則として保証人をつける必要がないことがほとんどです。

しかし、金融機関から保証人や連帯保証人をつけるよう言われることもあります。それはどのようなときなのでしょうか。

お金を貸す側の立場にたってみてください。一番恐ろしいのは、貸したお金が返ってこなくなることです。なので、この人に貸しても返ってこないだろうなと思われたら当然ですが貸してもらうことはできません。

それが、審査であり、審査の基準から著しく外れている場合は審査に落とされるだけです。保証人をつけるように勧められることはありません。

しかし、あと少しで審査に通りそうという場合には保証人をつけることを求められるかもしれません。あと少しで審査に通るとはどういうことなのでしょうか。

「他の審査基準はクリアしているけど、この審査項目だけは通過基準にあと一歩届かない。この人に貸してもおそらく大丈夫だろうけれど、もう一押し安心材料があればいい」といったような状況が考えられます。

具体的には次のような事例で保証人をつけるよう言われることがあるようです。

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収入が少し少ない、安定していない

年収が審査基準よりもほんの少しだけ足りない場合や、フリーランスやパートやアルバイトなどで収入はあるもののサラリーマンに比べて安定的でない、専業主婦で収入がないといった場合があります。

学生や未成年者

大学生や働いていても未成年には親を保証人としてつけるよう言われることもあります。成人していたり勤めているとはいえ、若年者や学生の場合支払い能力に対して貸す側は少し慎重になるようです。この場合、親を保証人としてつけることで審査を通過させてもらえるかもしれません。

高齢者

返済時の年齢が70歳を超えてくるなど高齢者がマイカーローンを組む場合は万が一のときのために保証人をつけるよう言われることもあります。

勤続年数が短い

就職したて、転職したてで勤続年数が短いという場合も審査にひっかかる場合があります。また、就職が決まっているがまだ入社していないという場合も考えられます。

就活で内定をもらったあと、通勤にマイカーが必要だから入社までに買っておきたいというパターンもあるでしょう。

初任給や給与がどれだけもらえるのかわからない場合審査に通過するのは難しいでしょうが、就職先のホームページなどで客観的に給料額の確認が取れる場合は保証人をつけることで審査を通過することが可能になる場合もあります。

他にも借り入れがあり返済負担率が高い

ローンを申し込む人の年収における年間返済額の割合のことを返済負担率といいます。返済負担率が30%前後になると審査に通過するのが難しくなってきます。そこで保証人を求められることもあるようです。返済負担率は、「年間返済額÷税込年収×100」という計算式で求めることができます。

年間返済額に何をカウントするかは業者によって異なりますが、ほとんどの業者がローン(住宅ローンやその他どんなローンでも)、キャッシングローン、カードローンは年間返済額として計算にいれます。また、そのときに申し込むマイカーローンの金額も年間返済額に入れます。

厳しいところでは、奨学金やスマホや家電の割賦払いも年間返済額として計算するパターンもあります。

返済の延滞や金融事故歴がある

ローン・キャッシング・クレジットカードなどの料金の延滞は過去5年程度さかのぼって調べられます。

たとえ一回でも支払いが滞ったことがある方は審査に通るのが難しくなってしまうかもしれません。もし、延滞が数日のみであったり、3ヶ月以上延滞する金融事故歴が過去にあっても現在の収入が安定しているといった場合は保証人をつけることで審査を通過することが可能な場合もあります。

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保証人と連帯保証人は責任の重さが違う?

さて、「保証人」と一言でいっても実は「保証人」と「連帯保証人」の2種類あるということをご存知でしょうか。保証人と連帯保証人とでは責任の重さが全く違います。

ちなみに、マイカーローンで保証人をつけてくださいと言われた場合はほとんどの場合「連帯保証人」のほうをさします。

では、保証人と連帯保証人にはどのような違いがあるのでしょうか。

一番大きな違いとしては債務者が支払い不能となった場合の責任です。

保証人の場合、催告の抗弁権、検索の抗弁権、分別の利益という3つの権利が認められています。

この3つの権利について説明します。

催告の抗弁権:債務者が破産していたり行方不明であったりしなければ、業者がいきなり保証人に請求をしてきた場合でも、まずは主債務者に請求するよう主張することができます。

検索の抗弁権:債務者に返済資力があるにも関わらず、主債務者が返済を拒んだ場合も保証人に請求がいきますが「債務者は本当は返済能力があるはずだから、主債務者から返済してもらってほしい。それができないなら主債務者の資産を調査して財産を差し押さえてほしい。」と主張することができます。

分別の利益:とは実際に主債務者に代わって返済を行なわなければならなくなっても、保証人が複数いた場合、借金全額を一人で払うのではなく、他の保証人の人数で割った金額を負担すればよいことになっています。例えば、500万の借金に対して保証人が5人いたら、1人の保証人は100万を支払えばよいということです。

一方、連帯保証人は催告の抗弁権、検索の抗弁権、分別の利益のいずれも認められていません。

そのため、業者がいきなり連帯保証人に請求してきても、債務者に支払うように主張することはできず、連帯保証人が支払いに応じる必要があります。

また、債務者に本当は返済能力があったり、売却すれば返済できるだけの資産があって返済していないという状況であっても、連帯保証人は債務者に代わって返済をしなければなりません。

借金の金額についても、連帯保証人が借金の全額について返済の義務を負うことになり、保証人のように保証人の数で割って返済額の一部を負担するということはできません。

さらに、基本的には請求額を一括で払わなければなりません。実際は一括で払うというのが難しい場合がほとんどなので分割にする場合もあるようですが、一括であろうと分割であろうと大きな負担がかかることには違いありません。

いかがでしょうか。保証人に比べると、連帯保証人には非常に重い責任がのしかかることがおわかりいただけたと思います。また、債務者が任意整理や個人民事再生、破産・免責手続きなどをとった場合でも、連帯保証人は支払いの義務を免れることはできません。

連帯保証人が支払いを拒んでいると、連帯保証人の財産が差し押さえられます。それでも足りなかったり、差し押さえる財産がなく返済の目途も立たない場合は、連帯保証人が自己破産に至ることだってありうるのです。

よく「どんなに親しい友だちが困っていたとしても保証人にだけはなってはいけない」と言われたりしますが、連帯保証人となったら債務者と同等またはそれ以上の責任がのしかかるということなので当然といえば当然かも知れません。

参考URL:https://www.saimu110.info/saimu/knowledge/hoshounin.html

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マイカーローンに保証人をつけることのメリットとデメリット

保証人をつけることで通らなかった審査を通過することができ、お金を借りることができるようになるのは大きなメリットといえるでしょう。

一方、デメリットはもしも返済ができなくなってしまったときに保証人に迷惑をかけることになります。

先に述べたように、マイカーローンの保証人は基本的に連帯保証人です。連帯保証人には債務者が返済できなくなったときに全額を返済しなくてはなりません。

実際には、車が担保となっている場合、車を売却してその残りのぶんを払うことになります。また、住宅ローンのように数千万円というほどの金額ではないにしろ、決して安くない金銭の負担が保証人に課せられます。

場合によっては保証人になってくれた人だけでなく、保証人になってくれた人の家族の生活まで滅茶苦茶にしてしまうこともあります。

保証人を知人や友人といった親しい人に頼むと、返せなくなったときにその人との関係にヒビが入る可能性が高く、人間関係のトラブルのもとになってしまうこともありえます。

保証人をつけずに審査を通過するには

この記事を読んで、なるべく保証人をつけたくないと思った方もいると思います。けれど、どうしても自動車が必要で、マイカーローンを借りなければならない状況ということもあるでしょう。なんとか保証人をつけずにマイカーローンを借りる手立てはないのでしょうか。

保証人をつける前に次のような方法を試してみる価値はありそうです。
・保証会社を利用する:手数料を払うことによって、保証会社に保証人のかわりをしてもらう方法もあります。

・頭金をはらう:頭金を払って借入額を減らすことで保証人がいなくても審査を通過できるかもしれません。

・購入する車のランクを下げる:車のランクを下げたり新車ではなく中古車にすることで借入額を減らすこともできます。

・金融機関を変えてみる:金融機関によって審査の条件が異なることがあります。A銀行では保証人なしでは審査に通らなかったけれど、B銀行なら保証人なしでも審査に通ったということもあるかもしれません。金利が高いところのほうがそれだけリスクに備えているため、審査に通りやすい傾向があるようです。

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どんな人が保証人になれるの?

保証人にのしかかる責任を理解した上で、やはり保証人を立てたいと思った場合、保証人にはどのような人がなれるのでしょうか。

マイカーローンでいう保証人は連帯保証人のことで、万が一債務者が返済を怠った場合に全額を債権者に対して支払わなくてはなりません。となると、当然それだけの支払能力と信用がある人でなければ連帯保証人になることはできません。

仮に、過去に金融事故歴があったり、収入が少なかったり不安定であったり、勤続年数が短い、年齢が若すぎるあるいは高すぎるといった場合には連帯保証人として立てることができない可能性が高いです。

正規雇用で勤続年数が1年以上あり、安定して継続した収入があること、税金やローンなどの支払いを延滞していないこと、金融事故を起こしていないこと、返済負担率が審査基準より低いこと…など、ローンの申請者と同程度の審査で連帯保証人も審査されるようです。

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マイカーローンと保証人「まとめ」

マイカーローンを組むときには基本的には保証人は不要です。しかし、あと少しで審査に通りそうというときには保証人をつけることを条件に審査を通して融資を受けることが可能になる場合もあります。

マイカーローンで求められる保証人は、連帯保証人になりますので、万が一申込者が返済を怠った場合、全額を払う責任が生じます。保証人になってほしいと頼んだだけでも人間関係にヒビが入ってしまう可能性もゼロではありません。

保証人をつけることで審査に通り、自動車を手にすることができるメリットと、万が一のとき保証人やその家族にまで多大な迷惑をかけてしまう可能性があるというデメリットを天秤にかけ、保証人をつけるのかつけないのかを慎重に判断しましょう。

頭金を多くする、車のランクを下げるといったことをすれば保証人がなくても審査に通過する可能性も十分あります。

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